Caffeでニューラルネットワークを試してみる
先日動き始めたUbuntuでCaffeを動かしてみる。
本屋さんで先日見つけた、「はじめてのディープラーニング」(リックテレコム)という本を参考に、Caffeをインストールしてみる。
ところが、本の通りにしても、スムーズにはいかず、2つほど修正しなければならなかった。 そこで 覚え書きを。
まずは、Caffeのインストール
GPUが使えないので、makefile.config を編集。
(参考書には'makefile.config.example' を編集するとあるが上記を編集 )
「CUSTOM_CXX := g++-46」
を指定したあと、
「CPU_ONLY := 1」のように#を外してCPUを指定。
早速、「make」を実行。だが、
「cublas_v2.hが見つからない」というエラーが発生。
CUBLASは、CUDAが利用するBLASとネットにある。CUDAはGPUを利用する環境のようだから、CUBLAS、CUDAをコメントとしてしまうようにMakeFileを変更すれば、解決するようだ。
Makefile.config の中で、
「CUDA_DIR :=/user/local/cuda」
の前に#をつけて、
「#CUDA_DIR :=/user/local/cuda」
とコメント内に配置し、問題を解決できた。
サンプルプログラムMNIST を走らせるところでまた問題発生
サンプルプログラムMNISTに学習させるところでまた問題発生。
エラーで動作しない。
学習させる前に、
(つまり、train_lenet.shを実行前に)
example/mnist/lenet_solver.prototxt
の中の 一番最後のsolver modeを
次のように指定して解決。
「solver_mode: CPU」