NHK 「チョイス@病気になったとき」で紹介されていた水虫の性質と治療
先日(2017年6月24日)テレビで水虫についての番組をやっていました。
特に足の水虫についての部分の覚え書き。
- 予防するには、乾燥させること。
- はがれた垢で白癬菌は半年から一年ほどは生き残る。
- アルコールでの殺菌はむつかしそうな雰囲気でした。
- 足の細かい傷を防ぐため、ゴシゴシ洗いすぎない。
- 足に細かな傷があるなど、うつりやすい状態のとき、12時間ごとに、足の状態がいい時は24時間ごとに足を洗う。
- 治ったように見えても角質層が入れ替わるまで(3か月)は薬を塗り続ける。
- 薬は足全体に1日1回。
- ぬり薬では、表面の菌は5日ほどでいなくなる。
水虫から引き起こされる病気
飲み薬と塗り薬の欠点
飲み薬は肝臓に負担がかかる場合があるそうです。(もともと肝臓が悪い人や高齢者)
塗り薬は、かぶれることがあるそうです。
水虫は皮膚や爪だけに限らず、白癬菌の感染する場所は、頭のてっぺんからつま先まで可能性があり、髪の毛などにも起こるそうで、たとえば髪に入ると、飲み薬でなければ治せないそうです。(この1文を2018年5月に追加)
(飲み薬の使用例)爪水虫の飲み薬として
・イトラコナゾール(3か月)
・テルビナフィン(6か月)
が紹介されていました。
費用は3割負担で、のべ1万円くらいだそうです。
*別の記事で爪水虫の塗り薬を紹介しましたのでそちらもご覧ください。(2018.05)
水虫と間違えやすい病気
・異汗性湿疹(あせものようなもの)
・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう:別の病巣に対する体の反応)
水虫の診断
・医療機関で顕微鏡で見てもらう。
詳しくはオリジナルサイトをご覧ください。
[追記1] NHK「ガッテン!」より (家庭環境対策)
2017年7月26日、同じNHKの「ガッテン!」という番組でも水虫が取り上げられていました。
ここで強調されていたのは、水虫の感染力は高くないことと家庭での感染を防ぐことが大事ということ。
水虫になる危険度は、水泳1.30、ゴルフ1.46に対して、家族に水虫の人がいると22.27倍だそうです。
対策として次の点を追加して気を付けたほうがいいようです。
- 家族ぐるみで対応する。
- 環境整備(皮膚のかけら対策)として、掃除機がけ、スリッパの利用、マットの洗濯
- ペットの水虫もまれに人に感染するので注意だそうです。
ちなみに、私の初経験は、高校時代の部活で汗を流していたころ。。。
ガッテンの司会の方も、同様だったそうです。